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e俳画@浅草
浅草周辺の草花・木・鳥等の写真と自由律俳句による電子俳画:e俳画です

ヤマブキ(山吹): Japanese rose, Kerria japonica

170506山吹

七重八重風薫る時可憐な姿 --- 照隅燈

山吹と言えば太田道灌の「七重八重花は咲けども山吹のみの一つだになきぞ悲しき」という和歌にまつわる話を即座に連想します。
この和歌は、藤原通俊撰『後拾遺和歌集』に、
「ななへやへはなはさけども山ぶきのみのひとつだになきぞあやしき」
とあり、作者は中務卿兼明親王とのことです。

現代では「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき」と書いているものも多いですが、一重の山吹に実は成るが、八重山吹には実が成らないそうで、この和歌を詠んだ平安中期の兼明親王(914-987)がそのことを知っていたのか、あるいは後にこの和歌を引用した室町後期の太田道灌が知っていたのかは定かではない訳ですが、七重八重と詠われていることからすると、当時は一重の山吹は無かったとも考えら、従って、実はならないとことが常識だったのかも知れませんね。

太田道灌(1432-1486)は江戸城を築城したことで有名ですが、私は今回調べる迄、安土桃山時代の人だと勝手に思い込んでいました。
江戸城の歴史は意外と古かったんですね。

Double or triple blooming flowers (Japanese roses) are pretty in the smelling wind - - - Showgoo10

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  1. 2017/05/06(土) 11:56:41|
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